こんにちは。最近寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。

2017年も始まりました。どうぞ本年もよろしくお願い致します。


さて、昨日ですが、12月にお引渡しさせていただきました代々木上原のマンションのお客様宅へ伺ってきました。当日の朝の外気温は1℃と冷え込んでおりましたが、今回施工させていただいた電気式床暖房がとても良かったとのことでご紹介させていただきたいと思います。

まず、こちらは床暖房が施工されているLDK部分の完成後の写真です。今回、ダイニングとリビングの2面に分けて施工させていただいております。

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 今回のリノベーション工事では、元々カーペット貼りだったお客様のご自宅は写真の通り、全室フローリングとなりましたが、冷暖房などの設備環境の改善も改装の大きなニーズとなっていました。

こちらは室内の解体後、置床で床組みを始めたところですが、今回マンションの規約でLL-40の基準を満たす必要がありました。今回、床スラブ部分まで解体しているのでエアコンのドレン配管も自由に移動出来ましたし、分電盤を更新することでリビングのエアコンもこれまで容量制限のあった40型から→56型タイプへと容量を大きくすることが可能になりました。

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こちらは置床工事が終わり、電気式床暖房の施工が完了したところです。
配線工事は捨て貼りのベニヤの厚みの中で処理されておりますが、このフィルムの厚みは0.7㎜なのが優れものでして、床の遮音効果を損なうことなく施工が可能になります。

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こちらはフローリングを貼り始めたところですが、この赤いマジックのところには釘が打てません。。。フローリングの施工前と後には念のため、断線していないか検査を実施します。最近よく使用しますが、IOCのフローリング商品はなかなかいいですね。

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床暖房のリモコン設置場所は、一番下でカバーが付いているタイプを選定しています。
今回、玄関のインターホンも移設してスッキリしました。

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リモコンのカバーを開けると、温度調整が出来ます。実際、温度をあまり高くしなくても床は十分暖かいですね。また、温度が基準まで達すると自動でECOモード運転になるため、経済的にも優れています。今回、リビング、ダイニングと2面に分けたためお客様は時間帯毎に分けて使用されているとのことでした。
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これまでは床暖房工事というと、ガスによるTES床暖房が一般的でしたが、実際のところ給湯器と熱源機が別途必要になり、導入にはコストがかさむのが実情です。電気式は導入が比較的容易で、設置場所も臨機応変に対応が可能になるためおすすめです。また、リビングだけでなく、トイレや浴室の脱衣スペース、寝室など個別に対応ができるのがとても魅力ですね。


今回は入っていないのですが、実はキッチンの床動線部分のみにも床暖房の施工が可能です。昨日、お客様宅の冷蔵庫が新しくなっていたのがなんか嬉しかった!

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弊社では電気式床暖房については、2つのメーカー商品を取り扱っております。

内装の改装のタイミングで導入を検討されてみてはいかがでしょうか。

 

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