会社設立5周年
August 30, 2013 News by Kenta Ishida
平成20年9月からスタートした会社も、5年が経ちました。
それにしても5年は早かったなー。ホントあっという間ですが、いろいろな思いがありますね。
会社をスタートしてから5年間は存続期と言われる。特に資金繰りとの戦い。
お客様からの売上入金や日々の支払いなど、これは会社のすべての責任と通帳を預かる代表者でないと分からないことなんですが、日頃お世話になっている取引先の社長からもよくアドバイスしてもらっていました。
金融機関や取引先もそうですが、まずは3年、その後5年というように相手のことをよく見ているし研究している。この会社の将来性や安定性、独自のビジネスモデルは何か?まで、現時点ではまだまだではあるが、簡単に説明できる会社にようやくなりつつある。
来月からは6年目に入りますが、次の5年間は成長期にむけて積極的に投資を行っていきます。
事業の柱である空室改善コンサルティング事業をベースに、不動産の契約管理戸数も80を超え、自社でリノベーションなどの建築工事受注も出来る体制になりましたが、これはうちの強みになりました。
不動産の有効活用をある会社に頼んで、不動産会社がコンサル会社やゼネコン、設計事務所に業務を依頼し、施工会社を決めていくという従来の体制と比べると、弊社はお客様から見ればワンストップで仕事を依頼できる会社になってきたということなんです。特に自分で現場監督をやって工事費の積算、原価計算ができるようになった点が一番大きいと感じます。
例えば、サブリース事業で長期安定収益が見込めると判断した、今回の目白のプロジェクトでは自社施工の建築工事は赤字すれすれで受注してもよいと判断し、見積を提出しました。今回はこの工事費でGOしないとこの事業は受注できなかったと思っています。
さて、この目白のプロジェクトも引き渡しが完了し、運営もスタートいたしました☆
Cocoro目白の リビングの写真。
とても気に入っている写真です。何かこれまでの5年間の努力を凝縮したものだと思ってしまった。
解体工事~ゴミだし作業、墨出しや職人・材料の手配など現場監督としての力が試される3か月だった。無垢フローリングやキッチンの突板の収まりなども、徹底的にごだわった。
これはリビング全体の写真。
既存のアーチのドア枠は残し、新たに設置したホワイトパインの総無垢材のアーチドア。
写真では見えないですが、ガラスノブのハンドルも前から使ってみたかったものです。また、IDEEの家具や照明も同じく何度もお店に足を運びました。
入居日直前にお客様と行ったポーターズペイントのワークショップ。
今回、20代後半から30代のお客様にご入居いただきましたが、以前のブログで取り上げた2つのキッチンもいい感じでご利用いただいていて、いいコミュニティが出来つつあります。
これまで5年間、弊社を支えていただいたお客様、本当にありがとうございます。
これからもよろしくお願いいたします☆